ホワイトパーティーに行ってきた。
ドレスコードが全身白(オールホワイト)に設定されているパーティーのことをホワイトパーティーと呼び、パーティー文化の根付いた欧米ではホームパーティーなどでもよく開かれてきました。
中でも近年、世界中でホワイトパーティーのブームが巻き起こるきっかけとなったのが、フランスで発祥した「ディネ・アン・ブラン(Diner en Blanc)」という名のイベントです。
フランス語で【ディネ(Diner)】=夕飯・ディナー、【ブラン(Blanc)】=白。意味は白の晩餐。
秘密性を含めた様々なユニークなルールがあり、世界最大のホワイトパーティーでありながら、かつ世界最大のシークレット・ディナー・パーティーに発展しました。(出典:ホワイトパーティ東京)
なぜ苦手な「パーティー」に行こうと思ったのか
ライトアップされた東京タワーの向かい、「The Place of Tokyo」の地下には、白銀の世界が待っていた。
元来、わたしは、こういったハイソなパーティーがものすごく苦手である。紳士・淑女が社交的な会話を交わし、「オシャレなわたし」を振りまく人たちの輪に入って、笑顔を振りまくという行為が、とても苦手だ。
でも、今回行くことにした。
なぜか?
枠を壊してみたかったのだ。自分が苦手だと思うところに、実は「本当は」そうなりたい自分が隠れているのはよくある話だ。とにかく普段とは違う行動をすることが世界を広げてくれると信じてやまない。
どうだ、まず、エントランスにホワイトローズの飾りが、ソファーにポツンと置いてある。
オシャレすぎる世界
ふと横を見ると、そこにも白を基調としたアイテムが来賓者を出迎える。
モエ・シャンドン。と読める。
そもそも白くないモエ・シャンドンをそんなに見たことがないので、「わぁ、モエ・シャンドンまで白いよ!すごいね!」と喜ぶガールズを見て、モエ・シャンドンが白いことが珍しいという事実を初めて知った。
「お代はお返ししますので、ご退場ください。」
(そうだ、わたしは、自分の枠を壊すために来たのだ!)
どうだ、精一杯の笑顔。
大人の仲間入りだ。これでわたしもハイソな人間の仲間入りだ。
白い地球儀も、白いモエ・シャンドンにも動じない、大人の階段を登ったのだ!!!!