「モテ」の定義

「モテ」の定義

モテたい、と思う人は多い。
なぜかと聞けば、自分には恋人ができないから、恋人を作るためにはモテる必要があるといいます。

多くの恋愛指南本や恋愛セミナーには、

  • 外見からのアプローチ
  • マーケット感覚や需要と供給面からのアプローチ
  • テクニックなどのスキル面からのアプローチ

などいろんなモテる方法が紹介されています。そして、これらのノウハウは間違いではありません。
これらのノウハウをきちんと実行すればちゃんとモテます。

男性が女性にモテるには、驕らず、謙虚に相手の話を真剣に聞き、共感し頷きましょう。
あとは最低限外見を爽やかに整えておけばいい。

女性が男性にモテるには、愚痴を言わず、明るくハツラツとして振る舞い、上目遣いで男性を立てて、ドキッとするようなボディタッチをちょいちょい挟めばいい。

異性にモテるのは実に簡単です。

しかし、これは「不特定多数の人」にモテる方法であり、
特定の「あの人」に好きになってもらう方法ではないのです。

それをごっちゃにすると、いろんな方法をためてしているけど結局いい人と結ばれない、、、私ってやっぱりダメなのかしらとなりやすい。

そうならないためには、自分なりの「モテ」に対する定義をしておく必要があります。

誰にどうモテたいのか?
それを決めずして、モテは始まりません。

あなたの中に明確に「モテ」の定義はあるでしょうか?

ちなみに、僕が思う「モテ」の定義は、異性ではなく、同性のファンが多いことです。

個人的な感覚ですが、

不特定多数の男性にモテる女性は、周囲の女性たちから嫌われて、
周囲の女性たちから慕われている女性は、不特定多数の男性にモテない傾向にあります。

不特定多数の女性にモテる男性は、同性の友人いるものの親友と呼べる人がおらず、
周囲の男性から慕われている男性は、不特定多数の男性にはモテないけれど周囲の女性から慕われている最高な女性と結ばれる傾向にあります。

ですから、異性ではなく、同性のファンを増やすことを目的としたモテるための戦術を取ることで、おそらく多くの人が「本当の意味でのモテだと思っている状態」に近づけるのではないかと思っています。

川口 美樹

俳優業からの独立。現在は執筆・企業研修・ワインのインポート・300人規模のイベント運営などいくつか個人でやっています。子育てする時間も欲しいので、株式投資や不動産の分野も勉強中です。気軽にフォローしてくださいね。