消費者が知っておくべき「クスリの本当の正体」とは?
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消費者が知っておくべき「クスリの本当の正体」とは?

クスリの定義とは?

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私たちの身近にある「薬」という存在。あまりに身近にありすぎて、その正体を詳しく知る人はあまりいません。ネットではその本質についてずいぶん昔から問われてきましたが、最近テレビなどでも家庭の医学を勉強する番組が増えてきました。 先日も「クスリの飲み方を正しく理解しましょう」という趣旨の番組を見ました。

そうなんです、当たり前なんですけど、クスリは「正しく飲まないと危険」なモノなんですね。

その大前提が抜けてしまうと、「病気になったらクスリを飲めばいいや」という間違った認識を持ってしまうことになってしまいます。

そもそも、クスリとは

  1. 副作用が発生するリスクのある
  2. 用法用量を守らないと危険な
  3. 石油を成分とすることで
  4. 安価生産による差益と特許料を利益とし
  5. 病気を治さずに症状を緩和させる

ものだというのが消費者の知っておくべきクスリの正体です(これは医者や薬剤師でも頷きます)。ここに僕個人の解釈はありません。全て単なる「事実」です。

4番は意外と意識していませんが、主語が患者ではなく製薬会社であることが気になります。ちなみにクスリの特許はほとんど外資がおさえていて、その株主や役員には政治家がたくさんいます。

クスリは病気を治さない

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ところで皆さんは、クスリを「病気を治すもの」だと思っていないでしょうか?正確にはその認識は誤りです。

例えば、ロキソニンやバファリンなどの頭痛薬は、脳内の神経を一時的に麻痺させ、痛みを感じなくさせる効果があります。

麻痺しているうちに人間の自然治癒力によって頭痛は治り、そのころ効き目が切れます。 これを「クスリで病気が治った」と人は錯覚するのですが、治したのはクスリではなく「あなた(の免疫なり細胞)」です。

ですから、痛みの原因を追求しないとまた頭痛が起こるのです。クスリで頭痛の元が取れるなら、再発はしないはずなんです。「なぜ痛くなるのか?」を追求しないと根本的な解決にはならないんですね。そしてクスリには副作用があるので、継続的に服用すべきものではありません。

クスリとどう向き合うか?

クスリを否定しているのではありません。クスリは症状を抑えるために必要ですし、病気によってはなくてはならないものです。

ただ、それに頼りすぎてしまうのも違います。クスリにはリスクが伴います。だから、出来るだけお世話にならない方がいいでしょう。

「病気になったら病院に行けばいいや」ではなく、「なるべく病気にならないためにどうしたらいいか?」という姿勢が大事なんですね。

病気にならないために、クスリを正しく使うよりも前に、正しく理解するところからはじめて見るといいのではないかと思うのです。

川口 美樹

俳優業からの独立。現在は執筆・企業研修・ワインのインポート・300人規模のイベント運営などいくつか個人でやっています。子育てする時間も欲しいので、株式投資や不動産の分野も勉強中です。気軽にフォローしてくださいね。