Bitcoinに投資するよりも道端のゴミを拾う人が儲かる時代がやってくるかも知れない

高騰するビットコイン

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ビットコインの勢い止まりません。今年の5月頭に20万円ぐらいだった値段が、一気に50万円まで上がり分裂やモルガン・スタンレー社長のニュースなどを受けて、一時期少し値下がりしたかと思えば、今は70万円を突破しました。(2017年11月1日時点)

今から2、3年前ぐらいに仮想通貨に関する投資の話をちらほら聞いていましたが、正直行って先見の明がなく、その時はキャッチアップすることができませんでした。その時は、1Bitcoinあたり0.1円代での取引の話をしていたと思うので、「もしその時100万円分ぶち込んでいたら…」と思うと、逃した魚は大きいと思わざるを得ません。

と、僕のようなことをおもった人たちが今積極的に買いを入れているのだと思います。この現象をバブルだと言う人もいれば、仮想通貨の本質的な価値が測れていないためバブルと言えないと言う人もいる。

僕はどちらかと言えばバブル賛成派であり、もう波がきてしまったものに投機のチャンスはないと考えている人間だが、バブルであろうとバブルでなかろうとビットコインの本質はそんな短絡的な損得の話ではないと思っています。

仮想通貨に投資するかどうかの是非は専門家に任せるとして、この波をどう捉えるかでこの先の未来の生き方が変わってくると僕は思います。

僕はいま、徳を積むことにフォーカスした人こそ、この新しい波に乗った人の中で最終的な勝者になるのではないかと考えています。

ブロックチェーンとはどういう技術か

http://blog.btrax.com/jp/files/2016/08/main-pic2-780×460.jpg

この仮想通貨の技術を支えるのはブロックチェーンという革新的な技術です。グーグルでその意味を検索すると、いろんなサイトが出てきますが、その定義はあまり重要ではありません。大事なのは「この技術によって可能になること」です。(仕組みがよくわからないという人は、こんなサイトが参考になると思います)

以前、ニュースピックスの記事で、衝撃の記事を読みました。僕はこの記事を読んでブロックチェーンへの考え方が180度変わったのです。その衝撃の一部を以下に抜粋します。(【未来予測】ブロックチェーン技術は、なぜ産業を「ぶっ壊す」のか より)

未来には、街中にある「信号機」がお金を稼ぐようになるかもしません。

例えばあなたの子どもが病気になって、慌ててクルマに飛び乗って病院に向かうとします。そのクルマはインターネットに繋がっており、いつでも仮想通貨をやりとりできる機能がついています。

急いで病院に向かわなくてはいけませんから、クルマを止めたくありません。優先的に道を走るために、あなたは交差点まで行ったら、クルマを通じて「信号機」に仮想通貨をすこし払うとしましょう。

そうすると「信号機」はあなたから受け取った仮想通貨を、交差点にいる他のクルマに分配することで、ちょっとだけ停車してもらうよう促します。

──つまり「青信号」を買った、ということですね。

「うちの子どもが病気なんで、順番を先にしてください。そのかわり1ビットマイルの仮想通貨を支払います!」と言うことです。

すると、子どもは助かります。

この未来では、信号機と車が、あるいは道を譲る車と譲られた車が、時間の価値交換をしています。

記事の中にも指摘があるようにこういった技術が進んで行くと、IoTならぬIoM(Internet of Money)が加速していきます。つまり、モノとモノがお金(に替わるような価値)のやり取りをすることになります。

この時車には運転手の走行データに紐づき、普段から安全運転をしている人なのか、暴走気味な運転をしているのかのデータが蓄積されています。

現在でもそのデータを信用情報にして車の保険料を決めようというサービスも出始めています。そうなると大事になってくるのは、「そのモノを使っている人の人間性」が信用情報になるということです。

これからの時代はひとりひとりの人格データが、ブロックチェーン上に保存されるようになります。すると、自分の人格的なデータにはとても高い価値がつくようになります。

 

これから訪れるかもしれない未来

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これを日常生活に落とし込んだ時に、次のような未来を予想することができます。

例えば自動販売機で飲み物を買う時、人間の購買履歴が決済データとしてひもづきます。また中身の缶にはチップが組み込まれていて、街のくずかごにも同様にチップが実装されています。

自動販売機と缶とくずかごは互いに連動し、どの販売機で買われた缶がどこに捨てられているのかいないのかなどを、位置情報と照らし合わせながら追跡することが可能です。

そうなれば、購入者がその空き缶をきちんとゴミ箱に捨てたかどうかを検証しデータにすることが可能です。

例えばAさんは、買った空き缶をゴミ箱に捨てずに、道端にポイ捨てしました。そうすると、AIが過去のAさんの行動特性、空き缶の位置情報、本人の位置情報、くずかごのデータなどから総合して、「Aさんが空き缶をポイ捨てした」ということを認識し、そのデータがAさん個人の信用データに書き込まれます。

一方Bさんは、その「ポイ捨てされた」空き缶を拾い上げ、きちんとその辺のゴミ箱に捨てました。そうするとBさんの信用情報には「自分が買ったものではない空き缶を、わざわざ拾い上げ、ゴミ箱に捨てた」というデータが書き込まれるのです。

こうして購買者の信用度がその行動の積み重ねによっては変動していきます。もちろんこのデータはブロックチェーンによって暗号化されているため外からは見えないですし、改ざんもできません。

人として素晴らしい人にチャンスがやってくる

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そういった日々積み重なってきた行動のデータはビッグデータによって解析されます。そうなると例えばCさんがAさんと出会った時に、CさんのアシスタントAIが、「Aさんは人として信用できない可能性があります」とアドバイスをくれる、といったことが起こります。

ビジネスの世界でも「採用・契約・給料査定」などのあらゆる面で同じようなことが起こるでしょう。

つまり、常日頃からマナーや礼儀、人としての行動に優れている人は、信用情報がデータ化され、人生のいろんな面でチャンスを得ることになります。

しかし、Aさんは信用情報に傷がついているため、女の子にはデートを断られるし、希望のする仕事は任せてもらえず、ローンを借りられる限度額も限定され、いろんなチャンスを逃すことになってしまうのです。

時代は「評価経済」の流れへ

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もちろん、これらの話は倫理的な問題を一切度外視した話です。しかし決して誇大妄想ではなく、技術的には実現可能な範囲の話です。

こういった資産や肩書きなどでは測れないその人の資質を数値化していくような潮流はすでに随所に現れています。日本では、VALUやタイムバンクといったサービスが良い例ででしょう。

それぞれのサービスの説明は割愛しますが、これらのサービスは「個人の影響力」を価値に変えてしまった典型例と言えます。現在のところその「影響力」の価値は、SNSのフォロワー数を軸に判断しているようですが、それは「現段階でそれぐらいしか客観的な指標がないから」だと思います。

これがもし、前述のように、AIやビックデータ・ブロックチェーンの技術の統合によって、個人の人間としての信用力が数値化されるようになってしまったとしたら、その信用力自体が取引される時代になることが容易に想像できます。

要するに現在「あいつは信用できる、信用できない」と私たちがぼんやりと評価しているようなことが、より精度が高く客観的なデータとして集約されて、その信用情報が筒抜けになってしまう時代を迎えるということです。

参考記事:評価経済の真骨頂!?タイムバンクってVALUと何が違うの?まとめてみた

結局は「徳」が高い人が勝つようにできている

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毎日人間と正しい行いをしている人間が儲かり、日々悪いことを考え人道に外れた行動している人は儲からなくなる。実に合理的で透明な社会です。

今までは「ズル」ができたので、悪いことをしても儲けることができてしまいました。しかし、これからの時代は、その「ズル」がデータになり、最終的にAIによって「この人信用力ないから付き合わない方がいいよ」と判断され、資産を築くチャンスを失っていきます。

逆に、日々周囲の人々に貢献をし、社会のためになる行動をし、オンラインでもオフラインでも好印象を持たれている人が、どんどんチャンスを与えられ、どんどん資産を築いていくでしょう。なぜなら「そういう人は信用できるから」です。

経営者の稲盛和夫さんは著書や講演の中で「徳」の重要性を説き続けています。

中国の司馬光という人が書いた『資治通鑑』という本によると、人間の能力を「才」、人間性を「徳」とした場合、才も徳もある人は「聖人」、徳が才に勝る人は「君子」、才が徳に勝る人は「小人」、才も徳もない人は「愚人」だそうです。(“新・経営の神様”稲盛和夫が明かす「日本企業、大復活のカギ」より引用)

「才能よりも人格を重視せよ」それはリーダー登用に限った話ではないようです。個人の評価も「徳」が先行する、そんな時代になっていくようです。

これまでズルしてばかりきたみなさま、御愁傷様です。もうそのズルは通用しない時代になりました。そしてこれまで人として正しいことをしてきたみなさま、おめでとうございます。あなたが報われる時代になりました。

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