今まで誰も教えてくれなかった育毛の基礎の基礎

男性にとっては死活問題「抜け毛、薄毛、禿げ」についてのお話です。ただ、これからお伝えすることは女性も必見のお話。なぜなら、女性が男性のハゲを助長している可能性もあるからです。

髪の毛は栄養素の余り物でできている

栄養素の使い道には優先順位があり、解毒や活性酸素除去をした上で、内臓や骨格筋などを形成し、最後の最後で髪の毛に栄養が来ます。

中国医学では髪の毛のことを「血余」と表現します。「血」は血液を流れる栄養を意味しますので、血流で運ばれる栄養のうち、余った栄養が行くところが髪の毛だ、というわけです。

ですので、ビタミン・ミネラル、タンパク質などの栄養が足りない状態では、髪の毛は育たず、白髪や抜け毛の原因となります。これだけでも驚かれる方は多いです。

抜け毛の対策=薬用シャンプー or お医者さんに行く、くらいのイメージしかないですよね。でも、きちんとした栄養素を摂る、これが育毛においてもっとも重要な要因なんです。

他にも下記の原因が考えられます。

抜け毛・薄毛の主な3つの原因

質の悪いシャンプーやヘアカラーなどの石油系界面活性剤による頭皮の溶解

これはフケの原因にもなります。女性の薄毛はほとんど原因がこれです。石油系の界面活性剤が全て悪なのではなく「質の悪さ」が問題です。

シャンプーを薬局に売っているものを買っている、という人は行きつけの美容院のスタイリストさんなどにシャンプーの選び方など聞いてみることをオススメします。

僕は「無駄に泡立ちがいいのは危ない」という判断基準を持っています。詳しいシャンプーの選び方はまた別の機会に書きたいと思います。

 

食べ物の種類

最近は麺類や脂ものを食べる機会が多くなり、咀嚼回数が減ったり血中の脂肪が増えたりすることで血流が滞り、せっかく栄養素を摂っていても血液が頭皮に回らないことも原因となります。

また脂っこいものは、テストステロンという抜け毛の原因にもなるホルモンを過剰に作り出します。これは食事で決まりますので、女性は旦那さん食べさせるものに注意してくださいね。

噛むことの大事さは髪の毛にまで影響すると考えてください。

 

ストレスによる血管の萎縮

これも血液の滞り、つまり栄養素が末端まで届かないことが問題です。

これは髪の毛にかかわらず、多くの病気が心的ストレス・外的ストレスなどから引き起こされますので、ストレスをためないということは健康にはものすごく大事です。

 

やっかいな男性ホルモン

ハゲの原因として特に多いのは「男性ホルモンによる毛穴の詰まり」です。サザエさんの波平さんを想像してみてください。

©︎長谷川町子

男性の場合、波平さんの髪の毛がないところは男性ホルモンが深く関わっているところです。逆に生き残っている、後頭部や側頭部は女性ホルモン担当でなので禿げにくいと言われます。

ちょっと突っ込んだ話をしますと、前髪やつむじ周囲の毛髪には、毛根に5αリダクターゼという酵素があります。

血液の中に流れてきた男性ホルモン(テストステロン)は、この酵素によってデハイドロテストステロン(DHT)に変えられます。このDHTが毛根に作用すると、頭髪が細くなり色素も薄くなって、やがてうぶ毛に変わります。

その結果、頭髪の隙間から地肌が透けて見えるようになります。それに対して、後頭部(後ろの髪)や側頭部(左右の耳の上から耳の後)の毛根においては、この5αリダクターゼの活性が弱くなるので薄毛になりにくいのです。

ですから、ほとんどの人で、後頭部と側頭部の頭髪は、ほぼ生涯にわたって生え続ける性質を持っているのです。髪の毛は頭全体を覆っていますが、実は2種類の性質が全く違う毛が頭を覆っているんですね。

毛根は生きていても、毛穴に男性ホルモンが詰まると髪が生えてこなくなります。逆に毛根さえ生きていれば、詰まりを取り除くときちんと生えてきます。

ちなみに市販の育毛剤というのは血管拡張剤(血管を強制的に広げるので、心臓が悪い方は注意)ですので、この毛穴詰まりには対応できません。

 

育毛に必要な3ステップ

以上のことを踏まえると育毛に必要なことがわかってきます。

つまり

  1. 汚れやホルモンをきれいに取り除く
  2. 頭皮を健康な状態にする。
  3. 栄養を与える

の3ステップが必要になるのです。

これは植物を育てるのに似ています。上記の3ステップを植物の育成に例えるなら、

  1. 地の上のゴミ、雑草などの除去
  2. 畑を耕し、植物が生える土壌を整える
  3. 肥料を与える

ということになります。これらのステップを踏めば髪の毛はちゃんと生えてきます。毛根が完全に生きている場合は2~3ヶ月で生えることがありますが、弱った毛根や頭皮の健康を取り戻した上で生やすには、半年から1年かかると言われます。

一番良いのは予防として頭皮を守ることです。そのためには、上記の3ステップを日頃からきちんと心がけることが大事です。

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