
目次
本日のお客様情報(事前ヒアリング)
※お客様のプライバシーに配慮し、抽象度の高い情報に編集しています。
お名前:Oさん
年齢:男性
性別:41歳
職種:営業の調整業務など
課題:モヤモヤ感、不安、中途半端な今の自分から脱すること。今の仕事での中途半端な立場と仕事への覚悟を改めたい。前を向いて進むべき方向にFocusしたい。
なぜ受講しようと思ったのか?:より充実した人生、毎日を送りたいと思っているため。今は、漠然とした不安、モヤモヤとした理想の狭間で全く前進していない。
このセッションで明確にしたいこと:自分が本心で目指したい職業が何か?自分の強みに気付くこと。
将来進むべき方向を明確にし、日々充実した人生を送るための気づきを得ること。
セッション内容
背景
Oさんは、外資系の会社にお勤めの営業歴10年以上の、人生の大先輩でした。コーチングは相手の年齢を問わないとはいえ、さすがに「こんな方のコーチングをしてもいいのか?」とちょとだけ恐縮してしまうような素晴らしいキャリアをお持ちの方でした。
素材メーカーの営業としてキャリアをスタートされたOさんは、元々は経営心理を専攻され、人間がどのようにモチベートされるかなどの分野にとても関心があったそうです。
しかし、いざ就活が始まると、自分の興味関心は一旦脇に置き、とりあえず就きたい企業を探していく中で、仕事を決めたそうです。
人は今の仕事にやりがいを失うと、本来やりたかったことに目覚める
1社目の転職をきっかけに、もともと関心のあった分野で資格を取られたそうですが、「営業や営業のマネージャー職として、その資格を活かしながら経験を積んだ方がよいのでは?」という先輩のアドバイスを受け、それをすぐ仕事に活かしてどうする、という選択はされませんでした。
そこから医療機器販売のお仕事などを経て、現職に。そして数年営業の現場を経験されたのちに、現場から社内調整の方にポジションに移りました。
ところが現職は、現場にいた頃のような、顧客との距離の近いコミュニケーションや、社内のリソースを活かしてどのように顧客に貢献するかなどの、ご本人が感じていたい仕事へのやりがいを感じなくなってきてしまったようです。
そのタイミングで、「本当にやりたいことはなんだったんだっけ?」と考え、もともと勉強されていた分野でのキャリアを再び検討することになりました。
しかし、「実際にその資格を活かしてすぐに独立できるものではないし、本当にそれが心からやりたいことなのかも自信がない。家庭もあるので無謀なチャレンジもできずに、モヤモヤしている」という悩みを抱えていらっしゃいました。
セッションを通じて気づかれたこと
まずはやってみる、という選択肢
私がお話を伺っていて純粋に感じたのは、「お金になるかどうか、自分に向いてるかどうか、はやってみなければわからないので、無料でもいいのでまずは始めてみたらどうか?」ということ。
コーチングでは基本的に「アドバイス」はしないのですが、正直に「やってみたらいいんじゃないですか?」と言ってしまいました(テヘペロ)。
意外と気づいていない人が多いのですが、別に腕がなくてもサービスを提供することはできるんですよね。
スタイリストがカットモデルを探すのと同じで、激安もしくは無料でそのサービスを受けられるなら、ちょっとやってみたいわ、という人は世の中に結構います。そういう人を捕まえて「俺、こういうことやりたいんだけど、ちょっとモニターになってくんない?」と頼めばいい。
実際やってみたら案外そうでもなかったってことはいっぱいありますし、逆にやってみたら「何コレ超楽しんだけど」ってなることもあります。
社内でのキャリアアップは選択肢に入るのかどうか?
またお話を伺っている限りでは、過去に先輩に言われた通り「営業のマネージャー」のポジションにつくという選択肢でもやりたいことは実現できそうだったので、それはどうなんですか?と伺ったところ、
「確かに給料も良くて、部長ほど忙しくもないから、ポジションとしてはいい。いいんだ、けど。。。」
この、けど、の感覚凄い大事です。川口は聞き逃しませんでしたよ。
Oさんの「けど」の理由は、パーソナルな領域になるので割愛しますが、あなたに知って欲しいことは、この「けど」がついた瞬間に、本心はそれを求めていない、ということでほぼ間違いがないということです。論理を超えた、「ワクワクするかどうか?」の部分なので、「けど」の疑問には素直になったほうがいい。これは私の持論です。
迷った時はね 「どっちが正しいか」なんて考えちゃダメよ
日が暮れちゃうわ頭で考えなきゃいいのよ 答えはもっと下
あなたのことならあなたの胸が知ってるもんよ「どっちが楽しいか」で決めなさい (「宇宙兄弟」第39話/金子シャロン)
結果的にOさんは、社内でのキャリアアップは自分が求めていることズレていることを、はっきりと自覚されたようでした。
ストアカに投稿いただいたレビュー
本質をついた質問や視点を変えてくれる質問…。 話していく過程で、考えさせられたり、自分の心と向き合う瞬間があったりと、気づきを得ることが多いです。 「次の一歩踏を踏み出すために出来ること」も明確になりました。 話しを終えて帰路に着くとき、「よし、やってみよう!」と清々しい気持ちになりました。 一歩踏み出す勇気を頂きました。ありがとうございます!
ということで、最終的には満足いただけようで、何よりでした。写真の写り方が怖いので、次回はもっと笑顔で映れるに改善しようと思いました。
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