スキンケアはなぜガーデニングに似ていると言われるのか?
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スキンケアはなぜガーデニングに似ていると言われるのか?

ガーデニングを始めた二人の女性の話

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あるところに二人のOLがいました。

職場の同期としてすぐに打ち解け、何でも語れる友達になった二人は、同じ趣味を始めようという話になり、一緒にガーデニングをすることになりました。

ガーデニングは、響きこそおしゃれですが、ちゃんと取り組むと結構しんどいものです。

庭の草むしりから始まり、
土を耕し、肥料も入れ、

毎日の水やりを欠かさず、害虫がつかないように気を配る。

そうやって毎日毎日、少しずつの積み重ねで、
最終的に綺麗なお花を咲かせることができます。

数ヶ月もすると、この二人のOLの庭に少しづつ変化が見られ始めました。

A子さんは、ガーデニングの本を買い、きちんと勉強をし、毎日植物のためにすべきことをコツコツと忙しい時間の中でも、やりぬきました。

一方B美さんは、3日もすると忙しさを理由に、ついついサボってしまい、

お水をやるのも、肥料をやるのも、「気が向いたときだけ」

とはいえ途中で放棄するのも悔しいので、「水をやらなくても、育つ!」みたいな謎の植物を買って、見せかけの庭を繕うことに精を出しました。

一年後、二人のお庭にはびっくりするくらいの差が出ました。A子さんのお庭には色とりどりの花と植物が咲き乱れ、エネルギーに満ち溢れたお庭。

そんなお庭に包まれたA子さんはバイタリティーが出てきて、私生活でもうまく行き始めます。

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B美さんのお庭は、というと、一見見栄えはいいけど、植物たちは「生きてる」という感じではなく「飾られている」といった印象。

当然お庭に生命力は乏しく、B美さんも虚しさを感じて元気がありません。当然、B美さんの周りには人が集まらなくなって行きました。。。

 

 

スキンケアは日々のお手入れが大事

さて、あなたは毎日自分のお肌に、どんな「お手入れ」をしていますか?

スキンケアをガーデニングに例えると、

・草むしりや害虫駆除は、洗顔。
・土を耕すのは、血行を良くすること。
・肥料は栄養素。
・水やりは、保湿。

毎日のちょっとしたお手入れが、5年後10年後のあなたの「お庭」の本当の美しさを変えます。

とある女優さんが、毎日のスキンケアで大事にしていることを聞いたことがあります。

それは「毎日肌に、今日も一日お疲れさまでした。ありがとう。」と語りかけることだと言っていました。

きっとその女優さんは、自分の肌が植物同様、生きているんだと感じているんでしょうね。

川口 美樹

俳優業からの独立。現在は執筆・企業研修・ワインのインポート・300人規模のイベント運営などいくつか個人でやっています。子育てする時間も欲しいので、株式投資や不動産の分野も勉強中です。気軽にフォローしてくださいね。