どんな仕事でも楽しくやれてしまう7つのルール
LoggaWiggler / Pixabay

どんな仕事でも楽しくやれてしまう7つのルール

LoggaWiggler / Pixabay

おもしろき、こともなき世を、おもしろく
すみなすものは、こころなりけり

かの幕末の英雄、高杉晋作の辞世の句(だと言われている)だそうです。「世の中に面白いことなんてないけど、自分の心次第でおもしろくできるぜ」という意味になるのだとか。

これ非常にいい言葉だなぁと思いませんか?コピー1枚取る作業だって、普通にやってたらものすごくつまんない仕事ですが、自分次第でいくらでもおもしろくできるんですもん。

どうせ同じ作業をするなら、つまんないよりもおもしろくなった方がそりゃ、いいですよね。僕もまだまだ実践中の身ですが、経営者の方に教わったどんな仕事でも楽しくやれてしまう7つのルールをご紹介したいと思います。

法則1:目的と目標をもつ

作業を進めるのには目的と目標が必要です。目的はやる理由と言い換えてもよし。なんのためにその作業をやるのか?そこに大義名分を持たせる必要があります。コピーを取るなら世界一上手なコピーの取り方を追求するとかですかね(笑)

目標は、その目的を達成する上でのマイルストーンのようなものでもいいし、自分がワクワクするなら全然関係ないものでもぶっちゃけいいのだと思います。

コピーの取り方で、年間の会社のコピー代にかかる経費を20%カットする、でもいいし、コピー1000枚とったらハーゲンダッツを買う、とかでもいいと思います。目標にワクワクする状態を先に作ろう!

法則2:ゲーム感覚をもつ

ドラクエ好きですか?僕は大好きです。人生ってドラクエみたいなもんだと思いません?自分の前に立ちはだかる壁(強い敵や困難)を自分のレベルをあげることによってクリアしていく、人生ってそんなことの連続ですよね。

自分の課題を見つけた時に、その課題を「大ボス」に設定するわけです。その大ボスを倒すために必要な中ボスもいることがあるので、コイツを何をしたら攻略できるのかを考えるわけですね。

そこで身につけた能力に「スキル名」を付与して、自分のレベルが上がったことを認識するようにする。例えばただの睡眠から効果的な睡眠になったら「ホイミ」が「ベホイミ」になったみたいな。あぁ、早くベホマを覚えてたい。

法則3:完璧主義をやめる

これねー、未だに抜けないところがあります。特にクリエイティヴ系の仕事をする時。どうしても100点を目指して納期ギリギリで出そうとするんですけど、結局修正させられるんですよね。これ、タイムマネジメント的にすごい負荷がかかります。

最終的には意思決定者によってジャッジされるわけですから、一旦出来上がったものをさっさと提出してしまうのが吉です。もちろん、だからと言って手を抜いて80点のものを出そうとするのはNGですけど。

どうせ直されてしまうものなら、自分のこだわりは捨てて、まずは完成させる。そのあと修正をかけていった方が結果、いいものが出来上がる、というのが僕の経験上の持論です。

 

法則4:仕事に終われる状態をなくす

これ、法則3にも関係することなんですけど、とにかく今日抱えたタスクは今日終わらせる、ということを実践した方が、仕事がとっても捗ります。

具体的には、朝の仕事が始まる前に「今日やることリスト」をGmailの下書きに書き出しておきます。そして仕事を始めると、「あ、あれやんなきゃ、これやんなきゃ」というタスクが降ってくるので、それもどんどん追加していく。

そして、その日中にやるべきことが全部片付いた時のあの爽快感!すごいですよね。マジで気持ちいい。

法則5:成果に繋がらないプライドを捨てる

厄介ですよねー、成果に繋がらないプライド。「俺ならできる」という自信が成果につながる自信ならいいんですけど、成果に繋がらないならとっとできる人に頼ったらいいのに、本当にいつも思います。でも、なかなか素直にHELPが出せないんですよね。

「こんなこと聞いたら迷惑なんじゃないか」っていう遠慮だったり、「ここでこの発言するのは場の空気を壊すかな」という過剰な自意識。全部いらないんですよね。本当は、全部捨ててしまって「やろうと思ったことをすぐやる」ことさえできればいいのに。

 
問題は起こった時に考えればいいのに、起こる前からうだうだ悩んで、結局行動しないから、悪い結果になってしまう。あぁ、なんてくだらないプライド。捨ててしまえ、そんなもの!!!

法則6:頑張る、無理をする、比較することをやめる

結果が出ない時に限って「頑張ってる」、なんてことありませんか?僕はあります。ありまくります。むしろ頑張ってない時の方が結果出てる。

結果出てる時って、全てが成果にフォーカスしていて課題を課題と思わず取り組めるんですよね。でも頑張ろうとすればするほど、無理をして、結果パフォーマンスが下がり、結果が出なくなり仕事がつまらなくなっていく。

そして「あの人はできているのに、いつまでたっても自分は…」という積極的な自虐。これが一番セルフイメージを傷つけるんです。あの人は、あの人。私は私。持ってるものが違う。であれば、今私が持ってるものでしか勝負ができないじゃないですか。

無理せず、楽しく、昨日の自分よりもちょっとでもレベルアップする!このマインドが大事。

法則7:人の役に立つことをする

結果が出てない時は「ありがとう」のエネルギーがもらいにくいもの。数字で貢献できないのであれば、別の何かで人に役に立つことをしよう。例えばオフィスの掃除、例えば元気な挨拶、例えばちょっとした気遣いでお茶を淹れるとか、道端のゴミをひろうとか。

自分が役に立ってないなと思い始めるとメンタルのブラックホールへまっしぐら。とにかく人のために動いて「ありがとう」をもらいましょ。

そうすると「ありがとう」のエネルギーが溜まってきて、また動き始められますから。

仕事を楽しくできるのは、自分しかいない!

世の中に楽しい仕事なんてない。仕事を楽しくできる人がいるだけだ。であれば、仕事を楽しくできる人間になるしか、楽しい仕事をすることができないんだから。

じゃぁどうすれば仕事を楽しくできるのか?この教えてもらった7つのコツを見返し、日々何かを変えるチャレンジをしよう!一気には変わらないかもしれないけど、ちょっとずつが蓄積すれば、それは大きな変化を生むのだから。

川口 美樹

俳優業からの独立。現在は執筆・企業研修・ワインのインポート・300人規模のイベント運営などいくつか個人でやっています。子育てする時間も欲しいので、株式投資や不動産の分野も勉強中です。気軽にフォローしてくださいね。