なぜ人は嫉妬心を抱いてしまうのか?
束縛が強く友達との飲み会も許してくれない彼氏、
他の女性と話しているだけでなぜか不機嫌になる彼女、
世の中には、嫉妬心にかられて、負のオーラに包まれている方がいらっしゃいますが、
嫉妬心を持つ人に共通していることは、「自分の存在価値の否定を極度に恐れている」ということです。
男性の場合、自信のなさゆえに、ひとりの女性を「囲い込む」ことによって支配し、自尊心を保とうとします。
これが誰かの手に渡ると自分の自尊心がボロボロに砕かれてしまうため、誰とも接触しないように束縛するのです。
女性の場合も同様、「誰かに好きでいられている」という事実のみを、自分の自信を保てる唯一の条件にしていてるので、一瞬でも彼の心が別の女性に寄せられることに恐怖心を抱きます。
どちらも、「存在価値を証明してくれる恋人を失うことで、自分の自信が崩れ去るのが怖い」のです。
そもそも嫉妬しなくてもいいようにしよう
では、そのしょうもない嫉妬心と向き合うにはどうしたらよいのでしょうか?
理屈は単純。恋人がいようがいまいが、自分の存在価値を自分で認められるようになればいいのです。いわゆる、自己肯定感を高めましょうという奴です。
とはいえ、それができたら苦労しないんだよ、という人がほとんどだと思うので、
ちょっとしたコツをお伝えします。
それは、「自分のことを好きでいてくれる人が1人でもいる」という事実を盛大に承認することです。
具体的には「私のことを好きでいてくれてありがとう」と常日頃から伝えること。
これを僕はトイレ理論と読んでまして、
「いつもキレイに使っていだたいてありがとうございます」と先に言われると、汚くするのがなんか申し訳なくなりキレイに使おうという心理が働くのと同じで、
「いつも私のことを好きでいてくれてありがとうございます」と言われると、浮気するのがなんか申し訳なくなるのです。
さらには「あなたは私のことを好きなのよ」という暗示を相手に与え続けることもできるのです!
そうして、あなたが自分のことを肯定するのと同時に、相手の好き度合いを醸成させることで、結果的に嫉妬心を抱く必要性がなくなる関係になるのです。
嫉妬心は自分の自信のなさの裏返し。嫉妬心自体をどうこうするよりも、少しでも自分の自信の持てるポイントを見つけて感謝していくのがベストなのでございます。
え?恋人になってない状態の時の嫉妬心にはどう対応するかって?
そんな気持ち抱いている暇があったらさっさと告って白黒ハッキリつけましょう。
以上。