釣った魚にエサをあげないタイプの人の心理とは?
TheDigitalWay / Pixabay

釣った魚にエサをあげないタイプの人の心理とは?

釣りの道具
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なぜ彼は私を大事にしてくれないの?

これは割と男性に多いと思うんですけど、付き合う前は、好き好きアピール全開で愛情表現をするのに、

いざ関係がスタートすると、全ての仕事が終わったかのように、心遣いや挨拶がおざなりになり、愛情表現をしなくなる人っていますよね。

女性側からすると、

 
大事にするってゆーたやんけ!
 
とみぞおちにグーパンをかましたくなる衝動に駆られると思うのですが、なぜそんなことが起こってしまうのか、僕なりに解説したいと思います。
 
 
 
原因は一個しかなくて、目的意識の問題です。(と僕は思います)

言い換えると、恋愛の目的を「支配」に置くか、「愛」に置くかの違いです。

  
これは決して哲学の話なんかではなく、生物の話です。 
その心理にはホルモンが関係していた!
 
男性ホルモンであるテストステロンには、「支配欲求」を刺激する作用があり、
魅力的な異性を自分のものとして「抱えておきたい」という欲求を起こさせます。

テストステロンによる衝動で恋愛をする人は、一旦関係性が出来てしまうと、「支配できた」感覚になってしまい、その支配欲が満たされるので、その後の行動をしなくなってしまうわけです。

これがテストステロンの支配欲を動機とした、「支配」目的の恋愛であり、浮気や不倫の原因にもなります。

 
 
一方で、付き合ったらそれまでにも増して、どんどん好きが加速していくケースの、釣った魚にエサを与えるどころか、自分も魚になって一緒にエサを探しに行くタイプの人は、
 
別のホルモンが関係してまして、オキシトシンという「愛」を脳が感じる時に出るホルモンです。

これは、手をつないだり抱きしめあったりすると、(相手ががペットだとしても)放出されるホルモンで、かなりの中毒性があると言われています。

つまり、恋人を作る目的やその人と一緒にいる目的が「愛を感じるため」に設定されているため、

いちいち他の女性に行く必要がなく、愛情を感じたいがために動いているので、相手をそれまで以上に好きになったり、愛情表現をたくさんするわけです。

  
なお、テストステロンは男性が女性よりも分泌量が多く、オキシトシンは女性が男性よりも分泌量が多いそうです。

冒頭に、男性の方が多いと書きましたが、もしかしたら分泌量の差にも関係しているかもしれませんね。(科学的な根拠は無いです。)

 
 
 
まとめると、
 
釣った魚にエサを与えないタイプの人は、支配欲による恋愛をしており、目的は付き合うことに終止しており、
 
そうならない人は、愛の欲求による恋愛をしており、目的を愛を感じ続けることに置いているっつーわけです。

川口 美樹

俳優業からの独立。現在は執筆・企業研修・ワインのインポート・300人規模のイベント運営などいくつか個人でやっています。子育てする時間も欲しいので、株式投資や不動産の分野も勉強中です。気軽にフォローしてくださいね。