マッチングアプリに「この人にドタキャンされました」機能を実装して欲しい
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マッチングアプリに「この人にドタキャンされました」機能を実装して欲しい

ビジネスマッチングアプリの「yenta」というアプリを使って人に会うことにハマっています。いろんな職種の人の仕事観やストーリーを聞くのは本当に楽しい。そこから仕事や人脈に繋がることも稀にあるけれど、どちらかというと「知識が広がる」「現場の生の声が聞ける」ということに価値があるなぁと感じてします。

しかし、たまにものすごく残念だなと思うことがあります。それはアポイントのキャンセル。前日までのキャンセルならいいのですが、当日のしかも待ち合わせの15分前とかにやられると、非常にリズムを狂わされます。本当に勘弁していただきたい。

※以降、珍しく愚痴っぽい内容になっておりますので、アポイントのドタキャンを食らって嫌な思いをした人のみお読みください。

実際にあったキャンセルの事例

これは実際に当日のまさに15分前にアポイントをキャンセルされた人からいただいたメッセージなのですが、びっくりするぐらい配慮がなくて愕然としてしまいました。これで僕と同じ29歳、新規事業開発をやっているというのですからなお驚きです。

時間感覚がなさすぎる

まず延びるような可能性のある会議の後に、よくアポイントを入れられるなと思います。「万が一延びてしまった時のことを考えて余白をとっておこう」とか考えないんですかね。会社も会社で、営業の人間が(直接仕事に繋がるアポではないものの)社外の人間に会う予定を入れている可能性があるのに、よく会議の時間を延ばせるなと思います。

こうやって会社のイメージが悪くなることを想定していないのでしょうか。延びるんだったら「あ、これ長引きそうだな」と思った瞬間に、「すいません、ちょっとアポの調整のメール入れさせてください」って言って1分部屋を出ればいいのに。

まぁ、諸事情あるでしょうから、最悪、午前中のプレゼンが長引いているのは仕方ないとしましょう。実際によくあることですので、僕の鬱憤もここまで爆発しませんでした。

しかし二通目のメッセージがいただけない。僕の「正午以降のご都合」がどうして空いていると思ったのでしょうか。こちらはただでさえ、15分前にメッセージをもらっているので、現地には到着してしまっているわけです。そこからお昼以降は別の場所に行く予定が入っていたので、もっと早めに教えてもらったら、最初からそっちの駅に向かっていたのに、、、という思いがある状態です。

その状態で「正午以降のご都合」を聞かれてこちらの気分はどうなるか予想されなかったのでしょうか?実際「この人とは二度と関わらないようにしよう」と僕は思ったわけですが、そう思われるだろうなと考えが及ばなかったのか不思議です。

※以上、ここまで愚痴でした。お目汚し失礼しました。あえてこんなに愚痴っぽいことを書いたのは、次の話の展開に説得力をもたせたいが故です。お許しください。

キャンセルされました機能の必要性

以上の経験から、空いた時間でスタバにこもってメンタルを落ち着かせてブログでも書こうと思い、この記事を書いているわけですが、そこで思いついたのがタイトルにもあげた「この人にキャンセルされました機能」の実装です。

この機能の良いところは、実際に報告することに意味があるのではなく、この機能があることによって「ドタキャンだけは絶対にやめよう」と思えるところにあります。

なぜならその評価が自分に複数つけば、絶対に他の人に会えなくなるからです。マッチングアプリ利用者にとってこれほどの痛手はありません。つまり世の中にはびこるドタキャンを食らったことによる怒りの感情を減らすことに貢献できるわけです。

これは実は大げさな話ではないと思っています。今でもいろんなマッチングアプリ機能に「この人と会ってよかったかどうか」をレビューする機能が実装されています。しかし、キャンセルをされた人(つまり会えなかった人)のレビューはなかなかされません。

ただ、会うまでのやり取りでその人の人間性はある程度わかるものです。特にキャンセル対応にはその人の人間性がもろに出るので、それをレポートされるということはよほど人間性に問題があったということの証明になります

こういったリアルなレビューは、今は企業の転職サイトなどには普通に乗っています。それが個人にも反映される、そんな時代が来て然るべきだと僕個人的には思います。

ドタキャンはどうしても起きてしまうものです。それ自体を咎めることはしません。人間なのでそれぐらいのミスはあります。しかし、その時の対応が悪かったのであればそれは評価されて然るべきだと思うのです。

開発者の皆さんは、どう思われるでしょうか?

川口 美樹

俳優業からの独立。現在は執筆・企業研修・ワインのインポート・300人規模のイベント運営などいくつか個人でやっています。子育てする時間も欲しいので、株式投資や不動産の分野も勉強中です。気軽にフォローしてくださいね。