川口美樹の好きなものシリーズ。今回のテーマはお笑いです。僕はお笑いが結構好きです。まぁ嫌いな人はいないと思うんですけど。
高校時代にサッカー部仲間が笑いに厳しい連中だったので、普段の会話からオチやイジリなどを意識しながら会話するようになってしまいました。得意なのはボケよりもツッコミ。ただし、友人曰く、たまに天然のボケをかますことがあるようです。
今でもたまに話題に上がるので覚えている話があります。中学校1年生の時に友達と学校から駅までの道のりを歩いていると、1,000円札が落ちていました。
それを降板に届けた時に、届け人ということで住所を書くことを求められたんですね。ぼくはそれまで自分の住所を書く、という手続きをするのが初めてだったので、緊張してしまったんですね。
一緒にいた友達に「ねぇ、俺の住所って四谷って入るかって知ってる?」と聞きました。そこにいた友達全員から「知らねぇよ!」という総ツッコミが入りました。
まぁそんな感じで、個人的には天然ではないと思っているのですが、家族からもたまに指摘されるので、そうなんだろうなとは思っています。どんなお笑いが好きかというと、漫才が好きです。コントも好きではありますが、漫才の方がより好きです。
そこで今回は、川口美樹の好きな芸人ベスト3という誰にも興味のないランキングを発表して行きたいと思います。
3位:ラーメンズ
最近テレビに出なくなったので、若い世代の人は知らないかもしれないですが、爆笑オンエアバトルを見ていた世代なら知っているはずです。
あの独特の世界観と練られた脚本、片桐仁の予想のつかない動き、小林賢太郎の秀逸な言葉選びとリズム感は、「才能」でしか片付けられない異質さを放っています。
『たかしのお父さん』、『解決ギリジン』、『不思議の国のニッポン』というネタが個人的にはオススメ。
2位:サンドウィッチマン
キャラクターと芸風がマッチしている芸人NO.1のサンドウィッチマン。伊達のコワモテをイカしたふざけた富澤のイジリがお約束。富澤がいろんな聞き間違いをするのも面白い。
コントもやりますが、結局漫才みたいなコントなので、衣装の舞台美術があるかないかの違いぐらいしかありません。
何が面白い、というのを言葉にできないのですがすごいなと思うのは、一見誰でも真似できそうな設定であるにも関わらず、絶対にサンドウィッチマンでしかできない何か、がそこにはあります。
下積み時代が長かっただけでに、きっといろんなものにチャレンジして、シンプルに削ぎ落とした形が今のスタイルなんだろうなと思わされます。
1位:さまぁ〜ず
「言い方」と「勢い」をここまで追求した芸人はこれまでにいなかったのではないでしょうか?というより、さまぁ〜ずが「言い方」という笑いのジャンルを確立した感すらあります。
「言いたいだけじゃねぇか」という誰もが使えるツッコミを開発したのもさまぁ〜ずだと思っています。
漫才が好きとは言いましたが、さまぁ〜ずはほぼコントです。それでも一番になるぐらい、僕の笑いの基盤を作った芸人です。本当に尊敬しています。